ゆみおんはさらに北へゆく。

多趣味人間。お笑いが好き。ラジオが好き。ミスチルが好き。TEAM NACSが好き。北海道が好き。

やっぱり生のライブが見たい。

(前置きをします。オンラインライブを否定しているわけではありません。それと、何も考えず外出したいわけでもありません。オンラインライブは、エンタメの灯を消さないために必要なことだと思っています。それを踏まえたうえでお読みいただけたら幸いです。)

 

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コロナコロナコロナ…

7月のJOIN ALIVEは中止。

9月のCUE DREAM JAM-BOREEは延期(オンライン実施になったけど)。

ほかにも、情報解禁前で実は今の時期やる予定だったライブたちが流れていると予想しています。本当は「8月に○○さんのライブあるんだ!チケット取らなきゃ!」といつも通りウキウキの日々を送っていたんじゃないかと思うと、寂しくてたまらないです。

職場ではコロナウイルス対策を担当していることもあり、毎日気が休まりません。なのに生きがいの生のライブがない2020年…。

本気で、無になった毎日だなと思っています。エンタメが大好きだから余計。

 

◆いろんなオンライン無観客ライブが始まるようになったけれど…

私の好きなもので言えば、6月27日にスキマスイッチ、7月12日に星野源、7月16日に欅坂46の無観客ライブがありました。どれも事前に情報は知っていましたが、どれにも参加することなく終わってしまいました。というか、参加する気が起きなかった。仕事面でも疲れていたのかもしれません。

上記のライブは有料でしたが…

YouTubeのプレミア配信でも4月18日・19日には「Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving25」が、5月29日・30日には「欅共和国2017」が無料で見られました。しかし、こちらもあまり見る気力が起きず…ミスチルは後半だけはしっかり見て、欅坂は部分部分でしか見ませんでした。

なんでだろう。

家にいて、PCやスマホがあれば気軽に見れるのに。

会場まで行かなくてもいいのに。

いつトイレに行ってもいいのに。

 

◆「家や職場から出て現実を忘れたい」

気が付きました。

私は、PCやスマホで見れる気軽さはいらない。

どんなに遠くても、会場に行きたい。

いつトイレに行くかの心配はしなくてもいい。

とにかく、現実世界から離れて、好きな恰好をして「キャー!」と叫びたい。「うわ~やっぱ顔小さい~~」「はぁ…この歌声しびれるぅ…」「この照明の演出かっこええ…」「銀テープ!取りたい取りたい!」…これがやりたい。そして会場の近くのおいしいものを食べたい。

住まいが田舎なので移動が大変…と今までは思っていましたが、それも私の楽しみだということにも気が付きました。チケット入れた!うちわ持った!グッズ代持った!明日は〇時〇分の電車だから、△時までには起きて準備しよう!…これも、楽しみを感じる瞬間だった。

はーーー!この野郎!コロナ野郎め!!なんだよお前!!

 

◆そんな中、オンラインイベントに参加してみた

8月29日、戸次重幸さんのオンライン大宴会がありました。TEAM NACSファンとしては「シゲと飲み会」という身近さにときめいて、参加してみることにしました。

飲み物食べ物を用意して、PCも立ち上げておいて、準備は万端。

ご本人が出てきたときは生の感じがしてすごーく嬉しかったです。一緒に乾杯もしました。シゲさんがお料理をしたり、歌を歌ったりしているのが今この時間に行われているんだ…と思うとニヤニヤしてしまいました。距離が近くていいな~と思いながら参加していました。

そして終演。シゲさんが「さようなら~!またね~!」と手を振ってくれて終わりました。終わるとすぐ画面が切り替わり…「ご参加ありがとうございました」と。その通り終わりましたから、イヤホンを外します。そうするとそこには飲みかけのペットボトル、使い終わったお皿(飲食してたから当然ですが)、つけっぱなしのテレビ、PCが置いてあるのはいつもご飯を食べるテーブル。一気に現実に戻された感がひどすぎて、虚無感すら襲ってきました。ああ、空しい。さっきまで楽しかったのに…。

余談ですが、オンライン大宴会のハッシュタグがついたツイートが画面横に流れてくるのにも途中で萎えて消しました。だって生のライブだったら、自分の感情だけでステージに立つ人を見ていられる。ほかの人がどう思ってるかなんて、ほぼ聞こえてこない。だから私は萎えてしまったんだと思います。もちろん、生のライブでも終演後に同行者と一緒に「かっこよかったね~」と感想を言い合うのは楽しみではあるのですが。今回終演後にやってきたのは突然の現実でした。虚無。

 

◆やっぱり生のライブが見たい

このコロナがいつまで続くのか、いつまで自粛や規制の日々を過ごすのか、先が見えないからこそますますもやもやするのですが…これらの体験を経て「やっぱり生のライブが見たいな」と痛感しました。それと私は、今まで生で見れるありがたみや楽しさを味わいすぎていたのかもしれません。生の良さが、骨の髄までしみ込んでいるのです。消えないのです。

それでも、今後生のライブを見るためにも、好きな芸能人の方にはオンラインでもお金を落としていかないといけない。お金が無くなって、いい作品・いい音楽が作れなくなったら元も子もない。だから…虚無感に襲われても、応援をしなくてはいけないのかな、と思っています。もやもやするけど。

私が今まで見ていたのは、生の人間。昨日見ていたのは、ライブ中継だけれど、PCの画面でした。「顔小さい~」とか思う余地がなかった。

あと…年のせいもあるのでしょうか。画面越しだと現実を超えられない自分がいます。YouTubeですら普段からそんなに見ないしなぁ。

 

結論:生のライブが見たい→だから早くコロナ禍よ終われ!!

 

…なんとも短絡的な締めですみません。

コロナのせいで仕事でも気を張る場面が増えて疲労が蓄積しているのに、発散する場面(=ライブを見に行く)がなくなって、もう、私はなんのために生きているんだ…と思うこの頃です。発散する場面が消え去ったこともあり、疲労が抜けづらくなってしまいました。

 

早く平穏な日々が戻ってきますように。祈。